写真は、撮るフォトグラファーのフィルターがかかります(主観が入る)。
たとえばこちらの彼女。

私は
「落ち着きがあって、人生をしっかり見据えている素敵なおばちゃん」
と思って撮影しています。
彼女を元気な女の子と思って撮影したら別のシーンを撮っていたでしょう。
これが写真の面白いところで、
撮影者の被写体への印象が、結論としてはきだされるのが写真です。
どうしても、フォトグラファーの主観が入ってしまうので、
より正確に、ふたりを理解したいと思います。
事前に打ち合わせとエンゲージメントフォト撮影を行うのは、
ふたりの人柄や、好きなこと、バックグラウンドなど、
“情報集め”としての意味合いが強いです。

ふたりのこと、ふたりの関係性、また家族との関係性、友達との関係性を
フォトグラファーが理解することで、当日撮影するシーンもビミョーに異なります。
AIRSの写真の特色のひとつと思います。